薪火に集う

記事 ラスティッククラフト戸谷広子

肌寒い季節はお声をかけていただき、外に出かける機会も多く、出かけるイベントは、
沢山の方とお会いすることが出来る大切な時間。
イベント会場に薪火アイテムをセッティングし、薪を準備。
マッチを擦り、火種に火をつけると、焚き付けがパチパチと音を立てて燃えはじめ、
薄っすらと白い煙が上がり、香りが広がり出すと、焚火の周りにはあっという間に人が集う。

準備した薪もすっかり無くなり、気づけばイベント終了の夕刻まで、薪火を囲み語らう方も。
お声をかけると「初めて外で薪火に触れて、離れられなくなったと…」何とも嬉しい一言です。
引き込まれるかのように、ただ焔を眺めているだけで、不思議と色々なことを忘れて、心穏やかになれます。

ファイヤーボウル
スイスYAGOONA社の『ファイヤーボウル』のサイズ感

こちらは、ショールームの庭で通常は展示し、野外イベントではお出かけして大活躍の
当店で取り扱いをしている、スイスYAGOONA社の『ファイヤーボウル』。
楽しむ人数に合わせてボウルの大きさを、シチュエーションによって高さを選べる ラインナップが揃う、焚火アイテムの一台です。

自然から受ける恩恵。
薪という自然エネルギーは、私達の身体をあたため、心を癒してくれる。
そして、その絶大なパワーで、美味しい料理を作って味わう、最高に幸せな時間を与えてくれます。
キャンプファイヤー級の焚き火が楽しめるボールの上に、取り外せる8ミリ極厚の鉄板を4枚セットすれば、炎を中心に360℃からアクセスできる焚き火台からアウトドアクッキングスタジアムにチェンジ! 本格的な鉄板料理が楽しめます。
色とりどりのバーべキュー、ハンバーガーにパエリア、そしてスパイスカレー。
広々としたグリルの上は、創作意欲も食欲も高まり、揺らめく炎を眺めながら、料理を楽しむことができる、最強のファイヤーアイテムです

先日、薪ストーブ屋同士で集まった宴での最高傑作です!
関西人の私が、一度チャレンジしたいと思っていた広島焼。
夢が叶いました(笑) さすがの広々グリルで見事大成功!!
熱々の鉄板でソースが香る、子供たちに絶賛のメニューでした♩

焚き火は、人々が集い、交流の出来る心地よい空間を生み出してくれます。
野外で楽しむ薪火、そして暮らしとともにする薪火。
その魅力を、薪火のある日常からお伝え出来る季節がやって来ます。
いよいよ薪ストーブ屋のシーズンインです!



written by 戸谷広子

薪ストーブ専門店「RusticCraft」店主(松江市玉湯町)

 

通称 / 薪ストーブライフアドバイザーとして、薪ストーブのある暮らしや、薪火とともにする時間の魅力や楽しさを発信しています。

そして、火の扱い方や大切さを体験を通して、次世代に伝えることも、これからの課題としてチャレンジしていきたいと思っています。

Web http://www.rustic-craft.com/
Instagram https://www.instagram.com/rusticcraft/

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